今までの普通科、専門学科とどのように違うのですか。
入学後に、各自の進路希望に応じて、幅広く系列や科目が選択できます。具体的には進学・就職のどちらにも対応できることです。国際情報高校の総合学科は、工業・商業・英語・普通の系列があり、選択の幅が広いことが特徴です。また、平成9年度に県下で初めて総合学科に移行しており、総合学科としての実績があります。
系列とはどのようなものですか。
進路希望、興味・関心に対応するために、ある程度のまとまりのある学習が可能になるよう、体系性や専門性等において相互に関連する普通科目及び専門科目をまとめたものを系列と呼びます。国際情報高校には5つの系列から学習内容を選びます。
なお、系列ごとに進路保障の観点から、科目選択の条件・制約・指示があります。全く自由に履修科目を選択できるものではありません。
人数と、系列や選択科目との関わりはどのようになっていますか。
系列に定員はありません。選択科目については人数による開講条件がありますが、系列の主たる科目や進路に関わる科目、本校の特色をなす科目については少人数でも可能なかぎり開講することになっています。
入学後、すぐに系列や選択科目を決めることは、難しくありませんか。
1年前期のガイダンス科目「産業社会と人間」で、自分の今と将来を見つめ、進路希望、興味・関心に基づいた選択が実現できるよう指導・支援します。
クラス(HR)はどのようになっていますか。
一つのクラスは、いくつかの系列によって構成されています。学園祭、修学旅行等学校行事はクラス単位で行いますが、学習は系列に分かれます。学年が進むにつれて、系列ごとに生徒の雰囲気に特徴が出てきます。クラスでは、お互いの個性・系列の違いを乗り越えて、協力して学校行事に取り組むことになります。お互いの個性がぶつかるなかで、一つのことを成し遂げるという経験は、将来において必ず役に立つ重要な経験です。