
沿革
本校の所在地である栗東市は、琵琶湖の南東部、湖南平野の肥沃な水田地帯に位置し、昭和29年の町村合併促進法により田園都市栗東町として発足しました。昭和39年の名神高速道路栗東インターの設置などに伴い工業化が進展、内陸工業地帯へと変遷しています。
高度経済成長を経て、社会の状況が国際化・情報化されていく中で、新しい時代に活躍できる人材の育成が望まれ、昭和62年に本校が設立されました。本校は「21世紀に活躍できる産業人の育成」という教育目標を掲げ、国際化・情報化に対応できる優秀な人材の育成に向けて、工業学科2科(電子機械科・情報技術科)と商業学科2科(サービス経営科・国際教養科)を併設する専門学科の高校としてスタートしました。
開校以来、県民や多くの中学生・保護者からの注目の中で、それらの期待に応じるべくチャレンジ精神を持って、特色ある教育活動に取り組んできました。国際感覚の育成を目指したアメリカ合衆国ミシガン州ヘンリーフォードⅡ世高校との姉妹校提携に基づく短期留学制度や、韓国への海外修学旅行の実施、各種資格・検定取得に向けての積極的な取り組みなど、常に滋賀県において先進的役割を果たしてきました。その結果、進学希望にも対応できる専門学科の高校という評価を得るなど多くの成果をあげてきました。
開校11年目の平成9年に、「更なる発展」を期して、専門学科から総合学科に改編し、県下初の総合学科の高校として再出発しました。
あゆみ
1985 | 昭和60年8月7日 | 定例教育委員会において栗太郡栗東町小野に昭和62年4月新設高等学校開校を決定 |
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1987 | 昭和62年4月8日 | 第1回入学式挙行 |
昭和62年7月15日 | 開校式挙行 | |
1989 | 平成元年5月1日 |
アメリカ合衆国ミシガン州ヘンリーフォードⅡ世高等学校との姉妹校提携調印
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1990 | 平成2年3月1日 | 第1回卒業式挙行 |
1992 | 平成4年5月25日 |
大韓民国ソウル特別市文一高等学校との姉妹校提携調印
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1997 | 平成9年4月1日 |
工業学科・商業学科の生徒募集停止、総合学科に改編
左:総合学科の設置に伴う校舎の増築(平成9年) 右:総合学科の設置に関する新聞記事(平成9年) |
平成9年10月18日 | 創立10周年記念式典 | |
2000 | 平成12年2月29日 | 太陽光発電設備工事完成 |
2003 | 平成15年4月1日 | 文部科学省平成15年度スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)研究指定校 |
2006 | 平成18年4月1日 | アクティブハイスクール支援事業「国際社会を生きる教養ある人材を育てる学校」研究指定校 |
2007 | 平成19年1月25日 |
立命館大学経営学部と高大連携指定校アカデミックプログラム調印
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平成19年3月30日 | 創立20周年記念事業の一環として校訓「志高清遠」制定 | |
平成19年10月6日 |
創立20周年記念式典挙行
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2017 | 平成29年10月8日 |
創立30周年記念式典挙行
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2018 | 平成30年5月25日 | 台北市立南港高級中学との姉妹校締結式(本校体育館に於いて) |